ようこそ、晴和会へ

  厚生労働省によれば、今後50年で、日本の人口は現在の70%以下に急降下し、65歳以上の高齢者が人口の約40%となります。この少子超高齢社会をどう乗り切るのか、日本は、世界的に注目を集めております。私たちは、後世の批判に耐えうるよう、むしろ、胸を張れるよう、今の時代に果たすべき役割を常に考えながら、活動していく責任があります。
  “人”に焦点を当てた真の国際化、リーダーシップ育成を意識した次世代教育、ボランタリーな社会貢献の導入など、エネルギーを傾けるべき矛先は定まっているように思われます。それらを実現するための礎となる実践的教育とは何か、私たち晴和会は、与えられた医療・介護・福祉のフィールドにおける教育のあり方を常に考えております。今まで以上に安全や管理といったマネジメントの側面を厳しく律すること、柔軟で効果的なコミュニケーションを通し皆の力を結集してより高い生産性を実現すること、そして、目標を掲げ変化を恐れず挑戦し続ける気力・体力を培うことなどです。
  私たちは、行政や公的機関、民間の医療機関や介護事業所、そして地域の方々と積極的に協力していきます。また、一つ一つの出会いを大切にし、そこから得られた感謝の念や教訓を次なる業務に反映させるため、不断の努力を継続していきます。充実したコミュニケーション、信頼関係の構築があってこその、医療・介護・福祉と考えております。どうぞ、皆様の、率直なお声をお聞かせ下さい。             


 2014年 8月 晴和会理事一同

晴和会

  初代理事長である三輪勝征医師は、1979年、社会的に弱い立場にあって現状の医療・福祉制度の中で適切な医療を受けることができない方々に光を当てることを使命とし、組織づくりを開始しました。その創始者の精神は現在の晴和会にも受け継がれています。変化し続ける社会において、医療・福祉の面で困っておられる方々は誰なのか、その方たちに私たちが求められているニーズや可能性は何なのかを常に考えています。そのために、変化やリスクを恐れない機動力をモットーとした経営をしております。一方で、自分だけをよしとせず他人を思いやる小さな良心を誇りとし、着実な一歩一歩を積み重ねる経営をしております。

  現在、晴和会は、愛知県春日井市において、精神科病院「あさひが丘ホスピタル」と介護老人保健施設「忘れな草」および「忘れな草 居宅介護支援事業所」を運営しています。また、グループ法人として社会福祉法人陶都会があり、医療と福祉の融合を目指しています。晴和会のスタッフは、「一期一会の精神あふれる組織へ -あなたと私の出会いに感謝- 」を合言葉に業務にあたっています。精神科医療の特徴を生かし、社会・心理的背景への洞察を欠かさず、共感・支持といった温かな姿勢を貫いて、認知症の専門的ケアの向上と啓発につとめております。日々直面する課題に対しては、お互いの専門性を尊び、叡智を結集して臨んでいます。全組織活動を通じて、次世代の医療・介護・福祉を担う若者たちに対して、実践的教育の場として機能することを目指しています。


木村 修代


あさひが丘ホスピタル

  あさひが丘ホスピタルは、1979年に開設された精神科「晴和病院」を前身とします。2007年に春日井市神屋町の地への新築移転を機に「あさひが丘ホスピタル」と改名し、高齢者を主体にした精神科病院となりました。前理事長の三輪勝征医師が、来るべき超高齢社会を見据え、各医療機関が機能分化した包括的地域医療モデルを想定した上での新しいスタートでした。

  また、認知症医療におけるご家族への配慮を大事にする一方、地域における医療・介護の充実をはかる必要性から、当院の名誉院長である柴山漠人医師が、2008年7月より2014年3月まで「春日井市認知症地域連携の会」を主導して参りました。その実績が評価され、2013年9月に、愛知県より尾張北部医療圏の認知症疾患医療センターの指定を受けました。今後とも、認知症に伴う精神症状や行動症状への専門的な対応など、地域の期待に応えられるよう、力を尽くして参ります。

 

丸井 泰男

 

忘れな草

  介護老人保健施設「忘れな草」は、2000年施行の介護保険に先立つ1997年に開設されました。高齢者への「その人にとってのケア (Person-Centered Care)」の実現には、回復力・予備力・代償力といった部分への働きかけであるリハビリテーションの介入を、しっかりと行う機会をもつことが大事です。リハビリテーションの介入とは、生活の中にリハビリテーションを溶け込ませるものであると考え、ケアスタッフやご家族とのコミュニケーションを大事にしながら取り組んでおります。認知症の方のリハビリテーションには入所と通所の両方で対応しております。施設は、四季折々の表情豊かな山々に恵まれ、穏やかな雰囲気に包まれています。高蔵寺ニュータウンの片隅に位置し、都市緑化植物園には、散歩に出られる距離にあります。


向山 憲男

 

忘れな草 居宅介護支援事業所

  高齢者医療・介護・福祉の仕組みやサービスについて豊富な知識を持った介護支援専門員が、住み慣れた地域の中でご本人とご家族が安心して生活できるよう様々なご相談に対応しております。ご本人やご家族の生活の軌跡を、思い出に残るエピソードをお聞かせ下さい。人生への共感や尊重をもとに一人一人にふさわしいケアプランをご提案します。 “その人らしい”生活の実現をめざします。

上河原 道夫

 

陶都会

  医療と福祉の融合に不可欠な在宅ケア環境の整備を目指し、2004年、晴和会のグループ法人として社会福祉法人陶都会が発足しました。陶都会は真の弱者救済という法人理念のもと、利用者様への感謝と尊敬の念を常に忘れず、その意志や人格を尊び「安心して」「穏やかに」「充実した」日常生活を送れるように支援いたします。複合介護老人福祉施設「ドリーム陶都」・養護老人ホーム「多容荘」・および「北栄高齢者支援センター」を運営し、高齢者の生活にとってあらゆる角度から地域のセーフティーネットとなるよう機能しております。


三輪 鉦子